ヘッドホン(イヤホン)難聴

こんにちは。健康推進事務局です!

じわじわと進行していき自覚しにくい『ヘッドホン(イヤホン)難聴』
近年問題視されてる『ヘッドホン(イヤホン)難聴』について知って、早めの対策をしていきましょう!

【ヘッドホン難聴とは】
ヘッドホンやイヤホンで、大きな音を聞き続ける事によっておこります。
少しずつ両耳の聞こえが悪くなっていくため、初期には難聴を自覚しにくいことが特徴です。
他の症状としては耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴りなどの症状があります。
重症化すると聴力の回復が難しいため、耳の違和感に気づいたら早めに受診することが大切です!

【治療方法】
内耳の蝸牛という器官にある「有毛細胞」が壊れる前であれば、耳の安静を図ることで回復します。
初期には耳栓を使う、定期的に耳を休ませるといった指導が行われます。
いったん聴力が失われるとその回復は難しく、残念ながら治療薬はまだありません。

【予防対策】
進行してしまうと完治が難しいヘッドホン難聴……
日頃の予防対策が大切になってきます!
・少なくとも1時間に1回 10分程度の休憩を入れる
・ノイズキャンセリング機能などの周囲の雑音をカットできるヘッドホン/イヤホンにする
・音量と視聴時間をモニターして、長時間の使用を避ける

移動の時、会議の時、ゲームをする時と気が付けば一日中つけっぱなしに近い状態になることもあります。
耳が聞こえずらくなると、人とのコミュニケーションや、日常生活でも支障が出てきます…
意識して、耳を休ませる時間を作っていきましょう!

出典(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202411_004.html
をもとに加工して作成